Souvenir Guide

海水浴の帰りに買いたい 柏崎のお土産 銘菓・地酒・海の幸・農産物/買える場所も紹介

鯨波海水浴場でめいっぱい遊んだあとは、帰り道に柏崎のお土産を。柏崎は、明治から続く和菓子の老舗、江戸時代から続く酒蔵、鯛の漁場をもつ日本海、雪国なのにバナナまで育つ畑と、じつは名物の多いまちです。この記事では、地元の海の家〈タローズビーチ〉が、柏崎で実際に作られている名物を種類別に、買える場所とあわせてご紹介します。日曜に閉まるお店が多いなど、海水浴の帰りに寄るときのコツもまとめました。

柏崎のお土産は「種類」で選ぶと迷わない

何を買うか迷ったら、贈る相手と場面で選ぶのがおすすめです。まずは全体像からどうぞ。

甘いお菓子

明治創業の老舗が作る羊かんやお饅頭、柏崎の伝統芸能の名を冠した焼き菓子など。日持ちするものが多く、職場や親戚へのばらまきに。

甘くないお菓子

明治40年生まれの米菓「網代焼」。えびとしょう油が香る小魚形のおせんべいで、甘いものが苦手な方やおつまみに。

地酒

柏崎市内の酒蔵は3つ。阿部酒造の「あべ」、石塚酒造の「かめぐち酒」、原酒造の「越の誉」と、蔵ごとに個性のあるお酒がそろいます。お酒好きの方への一本に。

海の幸

柏崎は鯛のまち。家で鯛茶漬けを再現できる「鯛茶漬けのもと」や、昭和初期から続く珍味屋の塩辛がお土産の定番です。

お米・農産物

柏崎市の認証米「米山プリンセス」、雪国育ちの「越後バナーナ」、夏が旬の「ゆうごう(夕顔)」など、ここでしか出会えない味も。

味噌・発酵食品

江戸時代から木桶で仕込む味噌蔵の「三階節みそ」や「みそ漬」。毎日の食卓で使える実用派のお土産です。

① 甘いもの好きへ — 柏崎の老舗和菓子

柏崎には、明治から続く和菓子屋が今も店を構えています。どのお店にも、地元の人が手土産に選ぶ"看板の一品"があります。

菓子道楽 新野屋(あらのや)「くろ羊かん」

柏崎駅前/明治27年(1894年)創業

沖縄産の黒糖をたっぷり練り込んだ黒糖羊かん。明治の創業から代々の当主が一子相伝で受け継いできた、新野屋の看板商品です。黒糖の香ばしさとコクが格別で、お茶うけにぴったり。観光協会の紹介 ↗

最上屋(もがみや)「柏崎太鼓」「明治饅頭」

柏崎市西本町/明治4年(1871年)創業

150年以上続く老舗。柏崎太鼓は黄味餡をカステラ風の生地で包んで焼いた、しっとり口どけのよいお菓子。明治饅頭は明治時代に柏崎の通人が作り上げた白餡のお饅頭です。日本海の冬の荒波を描いた「越の荒海」や黒ようかんも。公式サイト ↗

綾子舞本舗タカハシ「綾子舞」

柏崎市/くるみ入りの焼き菓子

くるみ入りの生地で黒餡を包んだ焼き菓子で、創業以来50年以上作り続けている看板商品。名前の由来は、柏崎市女谷(おなだに)に約500年伝わる民俗芸能「綾子舞(あやこまい)」。国の重要無形民俗文化財で、2022年には「風流踊(ふりゅうおどり)」のひとつとしてユネスコ無形文化遺産にも登録されました。公式サイト ↗

愛松堂(あいしょうどう)「番神太鼓」

柏崎駅の近く/長く愛される代表銘菓

果物と豆をカステラ生地で包んだ「番神太鼓」は、幅広い世代に長く親しまれてきた愛松堂の代表銘菓。プリンとどら焼きを合わせた「プリどら」も人気です。観光協会の紹介 ↗

大福屋「笹団子」

柏崎市/笹団子が人気

新潟の手土産の定番といえば笹団子。よもぎ団子を笹の葉でくるんだ素朴なおいしさで、柏崎の大福屋でも人気の品です。観光協会の銘菓一覧 ↗

このほかにも柏崎には和洋菓子のお店が多く、柏崎観光協会の「銘菓」一覧 ↗で探すことができます。

② 甘くないお菓子なら — 明治生まれの米菓「網代焼」

甘いものが苦手な方や、お酒のおつまみを探している方には、同じく新野屋の網代焼(あじろやき)を。えび粉としょう油だれが香る、小魚の形をしたおせんべい(米菓)です。明治40年(1907年)に初代が考案し、工業米菓の礎になったといわれる柏崎の名物。軽くて日持ちがするので、ばらまき土産にも向いています。

💡 網代焼は甘いお菓子ではなく、しょう油味のおせんべいです。同じ新野屋の「くろ羊かん」(甘い)と「網代焼」(しょっぱい)を1つずつ選べば、甘いもの派・しょっぱいもの派のどちらにも喜ばれます。

③ 大人へのお土産に — 柏崎の地酒(市内3つの酒蔵)

柏崎市内には、阿部酒造・石塚酒造・原酒造の3つの酒蔵があります(五十音順)。お酒好きの方へのお土産なら、柏崎の蔵のお酒を。

阿部酒造「あべ」

柏崎市安田/1804年創業

江戸時代に創業した蔵。「あべ」は、2014年に蔵へ戻った造り手が翌2015年に始めたシリーズで、米のうまみと酸のバランスを大切にした味わいです。ひらがなの「あべ」のラベルが目印。蔵元の直営ショップがあります(日曜定休)。柏崎市の紹介 ↗

石塚酒造

柏崎市高柳町/里山の小さな造り酒屋

山あいの高柳町にある、年間の製造量が県内最小クラスの小さな蔵。濃厚タイプの「かめぐち酒」が地域で長く愛されています。4月〜11月は酒蔵見学や試飲も。鯨波からは車で山側へ足をのばす場所なので、時間に余裕のある日に。観光協会の紹介 ↗

原酒造「越の誉(こしのほまれ)」

柏崎市新橋/江戸時代創業・二百年あまりの蔵

「越の誉」の蔵。直売所「酒彩館」では「越の誉」の品々のほか、地域限定酒「銀の翼」も扱っています。20歳以上の方は無料で試飲ができ、事前予約で酒蔵見学も。観光協会の紹介 ↗

柏崎の地酒は、市内の酒店でも選べます。取扱店は柏崎観光協会の「地酒」一覧 ↗で探せます。

🚗 運転する方は、試飲をしないでください。試飲は運転しない方だけが楽しみ、ドライバーの方は買ったお酒を持ち帰ってから味わいましょう。お酒の購入・試飲は20歳以上の方に限られます。

④ 海のまちらしい — 柏崎の海の幸は「鯛」と「珍味」

柏崎は鯛のまちです。入り組んだ岩場の海岸は良い漁場として知られ、笠島沖には鯛の産卵場があるといわれています。柏崎市によると、県内有数の鯛の漁獲高を誇ります。

柏崎の鯛茶漬け・「鯛茶漬けのもと」

柏崎のご当地グルメ/2013年 全国ご当地どんぶり選手権グランプリ

鯛の刺身や焼いた身を炊きたてのコシヒカリにのせ、温かいだしをかけて食べる柏崎の鯛茶漬けは、2013年の「全国ご当地どんぶり選手権」でグランプリに輝いた柏崎の名物。市内の飲食店や旅館で味わえます。お土産には、家庭で鯛茶漬けを楽しめるフリーズドライの「鯛茶漬けのもと」を。帰る前にお店で食べるなら柏崎グルメガイドもどうぞ。

珍味の田塚屋(たつかや)

柏崎市西本町/1930年創業の海鮮珍味専門店

柏崎で長く続く珍味の専門店。「鯛の子印 魚卵塩辛」は、新鮮な鱈(たら)の子を昔ながらの製法で1年以上漬け込んだ珍しい塩辛です(「鯛の子印」は商品名で、原料は鱈の子)。助宗鱈の身を酢でしめて鱈の子と合わせた「鱈の親子漬」、白造り・赤造りのいかの塩辛、塩漬もずくも。ご飯のお供にも、晩酌のお供にも。公式サイト ↗

⑤ 柏崎ならではの味 — お米と農産物

海のイメージが強い柏崎ですが、お米や野菜もおいしいまち。なかには「え、柏崎で?」と驚かれるものもあります。

柏崎市認証米「米山プリンセス」

柏崎市が認証したお米

柏崎市が認証するブランド米。市内ではJAの直売所「愛菜館」や市役所の売店「THERE IS NO2ND」、柏崎駅前の「ぷらっと」などで扱われています(在庫は時期やお店によって異なります)。届いてから毎日おいしく味わえる、はずさないお土産です。販売店一覧(柏崎市) ↗

雪国育ちのバナナ「越後バナーナ」

柏崎市荒浜・SHIMODA FARM

雪国・柏崎で育つバナナ。ごみ焼却施設で出る熱を使ったビニールハウスで栽培され、品種は市場に多いものとは違う、皮が薄く糖度の高い「グロスミッチェル」です。市役所の売店「THERE IS NO2ND」や「愛菜館」などで扱っていますが、収穫状況によっては在庫がないこともあります。取扱店 ↗

夏が旬「ゆうごう(夕顔)」

柏崎の地場特産品/収穫は7〜8月

柏崎では夕顔を「ゆうごう」と呼び、地場の特産品として大切にしています。味は冬瓜に近く、収穫時期がちょうど海水浴シーズンの7〜8月。塩くじらと煮る「夕顔のくじら汁」は、夏のスタミナ源として昔はどこの家でも作られた郷土料理です。直売所で見かけたら、ぜひ。柏崎市の紹介 ↗

⑥ 毎日の食卓に — 木桶仕込みの味噌「越後みそ西」

実用的なお土産なら、天保2年(1831年)創業の味噌蔵越後みそ西を。いまも木桶で仕込む味噌蔵で、新潟県産の大豆とこしひかり米でつくる「三階節みそ」や、生みそに三度漬け込んだ「黄金みそ漬」が看板商品です。直販店の西本町店では自社の味噌のほか、柏崎の名産品や発酵食品も多数そろえているので、ここで柏崎のお土産をまとめて選ぶこともできます。観光協会の紹介 ↗

どこで買う? 柏崎のお土産スポット

「まとめて見て選びたい」なら、次の場所が便利です。

柏崎市役所の売店「THERE IS NO2ND(ゼアーズノーエンド)」

柏崎市役所の1階/平日と土曜の午前

じつは市役所の売店でも、柏崎の名産品が買えます。柏崎産の食材を使ったお弁当のほか、市内のお店のお菓子やお惣菜、地元の味噌・漬物、米山プリンセスや越後バナーナなど、柏崎のものを扱っています。並ぶ商品は日によって変わります。営業は月〜金 9:00〜16:00、土 9:00〜12:00で、日曜・祝日はお休みです(2026年9月時点)。柏崎市の紹介 ↗

柏崎港観光交流センター「夕海(ゆうみ)」

柏崎港(番神)/季節営業

海を一望できる柏崎港の施設。新潟県内のグルメや柏崎の物産品・地酒を扱っていて、中華の食事処もあります。季節営業で、時期によって営業日・時間が変わるので、公式情報を確認してから向かってください。施設情報 ↗

JAえちご中越 農産物直売所「愛菜館(あいさいかん)」

柏崎市田中/9:00〜17:00・第1・3火曜休

地元でとれた野菜やお米が並ぶ直売所。米山プリンセスや越後バナーナも扱っています(バナナは収穫状況によって並ばない日もあります)。野菜はその時期にとれたものが中心で、ゆうごう(夕顔)が並ぶのは夏(7〜8月)です。店舗情報 ↗

駅前STAY-tion「ぷらっと」

JR柏崎駅前

柏崎駅の目の前にある、柏崎のお土産や野菜などを扱うお店。電車で来た方は、鯨波駅から1駅の柏崎駅で途中下車して立ち寄れます。営業日は公式Instagramでご確認ください。公式Instagram ↗

西本町の老舗めぐり

柏崎市西本町

和菓子の最上屋、味噌蔵の越後みそ西、珍味の田塚屋は、いずれも西本町にある老舗。和菓子・味噌・珍味と、柏崎らしいお土産を近い範囲で選べます。

酒蔵を訪ねる

阿部酒造・石塚酒造・原酒造

地酒は、蔵を訪ねて選ぶこともできます。阿部酒造には直営ショップ(日曜定休)、石塚酒造では4月〜11月に酒蔵見学・試飲、原酒造には直売所「酒彩館」があります。

📦 品ぞろえは、季節や入荷のタイミングで変わります。この記事で紹介している商品は、どのお店にもいつでも置いてあるとは限りません。とくに野菜や果物(ゆうごう・越後バナーナなど)は季節や収穫しだいで、お菓子やお弁当・お惣菜も日によって並ぶものが変わります。お目当ての品があるときは、事前にお店へ問い合わせておくと確実です。
📅 海水浴の帰りが日曜なら、ここに注意。柏崎のお土産屋さんには日曜にお休みのお店もあります。2026年9月時点では、たとえば市役所の売店「THERE IS NO2ND」と珍味の田塚屋は日曜・祝日休み、阿部酒造の直営ショップは日曜定休です。日曜に寄るなら、愛菜館(第1・3火曜休)や越後みそ西 西本町店(水曜休)が候補になります。臨時休業や季節による変更もあるので、出かける前に各店の最新の営業日を確認しておくと安心です。
💡 かつて土産処として知られた日本海フィッシャーマンズケープは、2024年から全面閉館しています(再開時期は未定)。道の駅「風の丘米山」も2015年から休止中です。柏崎市は2030年度の再オープンを目指していますが、常設の売店はつくらない計画です(2026年6月時点の市の計画)。どちらもお土産を買う場所としては当てにできないので、上で紹介したお店をご利用ください。
💡 夏の車内は高温になりがち。塩辛などの要冷蔵の品や生鮮品は、保冷剤とクーラーボックスを用意しておくと安心です。支払い方法はお店によって異なり、現金のみのお店もあるので、少し多めに用意しておくとスムーズです。

鯨波・柏崎めぐりは、ゆっくりと

タローズビーチで1日遊んだら、帰り道にお土産探しを。おなかがすいたら柏崎グルメガイドで鯛茶漬けのお店もどうぞ。当店のお食事はメニュー、行き帰りのルートや混雑はアクセス・駐車場や鯨波海水浴場の駐車場ガイドをご覧ください。

よくあるご質問

柏崎のおすすめのお土産は何ですか?

甘いものなら新野屋の「くろ羊かん」、最上屋の「柏崎太鼓」、綾子舞本舗タカハシの「綾子舞」、愛松堂の「番神太鼓」などの老舗和菓子。甘くないものなら新野屋の米菓「網代焼」。お酒好きの方には、市内3つの酒蔵(阿部酒造・石塚酒造・原酒造)の地酒。ほかに「鯛茶漬けのもと」、田塚屋の塩辛、柏崎市認証米「米山プリンセス」、雪国育ちのバナナ「越後バナーナ」なども柏崎ならではのお土産です。

網代焼は甘いお菓子ですか?

いいえ。網代焼は、えび粉としょう油だれが香る小魚の形のおせんべい(米菓)で、しょっぱい系のお菓子です。明治40年に新野屋の初代が考案しました。甘いものが苦手な方や、おつまみを探している方に向いています。

柏崎の地酒にはどんなものがありますか?

柏崎市内には、阿部酒造・石塚酒造・原酒造の3つの酒蔵があります。阿部酒造は1804年創業で、2015年に始まった「あべ」シリーズを造っています。石塚酒造は高柳町の小さな蔵で、濃厚な「かめぐち酒」が地域で親しまれています。原酒造は江戸時代創業の「越の誉」の蔵で、直売所「酒彩館」では地域限定酒「銀の翼」も扱っています。運転する方は試飲をしないでください。

柏崎市役所でお土産は買えますか?

はい。柏崎市役所の売店「THERE IS NO2ND」では、柏崎産の食材を使ったお弁当のほか、市内のお店のお菓子やお惣菜、地元の味噌・漬物、米山プリンセスや越後バナーナなど柏崎のものを扱っています(並ぶ商品は日によって変わります)。平日と土曜の午前の営業で、日曜・祝日はお休みです。最新の営業時間は柏崎市の公式ページでご確認ください。

日曜日に開いている柏崎のお土産屋さんはありますか?

2026年9月時点では、市役所の売店「THERE IS NO2ND」や珍味の田塚屋は日曜・祝日休み、阿部酒造の直営ショップは日曜定休なので注意が必要です。日曜に寄るなら、JAの直売所「愛菜館」(第1・3火曜休)や越後みそ西 西本町店(水曜休)などが候補です。出かける前に各店の最新の営業日をご確認ください。

柏崎の海のお土産は何がありますか?

柏崎は鯛の漁場をもつ「鯛のまち」で、2013年に全国ご当地どんぶり選手権でグランプリを獲得した鯛茶漬けが名物です。お土産には家庭で楽しめるフリーズドライの「鯛茶漬けのもと」がおすすめ。1930年創業の珍味の田塚屋の「鯛の子印 魚卵塩辛」(原料は鱈の子)や「鱈の親子漬」、いかの塩辛も定番です。

道の駅「風の丘米山」や日本海フィッシャーマンズケープでお土産は買えますか?

現在はどちらも営業していません。日本海フィッシャーマンズケープは2024年から全面閉館しており、再開時期は未定です。道の駅「風の丘米山」は2015年から休止中で、柏崎市は2030年度の再オープンを目指していますが、常設の売店はつくらない計画です(2026年6月時点)。

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